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児童発達支援管理責任者になるための要件にはどんなものがあるの?
2021/06/01
児童発達支援管理責任者は、放課後等デイサービスを筆頭に児童福祉の現場で活躍する職
種となります。
子供の成長に合わせた個別支援計画の作成がメインとなるのですが、取得する上でどのよ
うな要件があるのでしょうか?
ここでは、児童発達支援管理責任者になるための要件を紹介します。
▼実務経験が必要
全く経験なく、いきなり児童発達支援管理責任者になることはできません。
関連する実務経験が必要なのですが、主な実務経験としては以下が必要です。
・5年以上の相談支援業務の経験
・8年以上の直接支援業務の経験
それぞれに、細かく業種が設定されているので、とても複雑なのが実情です。
▼国家資格があっても実務経験は免除されない
他の資格であれば、特定の国家資格さえあれば実務経験は不要というケースもありますが
、児童発達支援管理責任者では実務経験は必須です。
社会福祉主事任用資格や保育士又は国家戦略特別区域限定保育士、児童指導員任用資格、
精神障害者社会復帰指導員任用資格者の資格保有者は、直接支援業務の経験を通算5年に
軽減されます。
また、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、理学療法士、作業療法士、視能訓練士
、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、
柔道整復師、保健師、助産師、看護師、准看護師、管理栄養士、栄養士、医師、歯科医師
、薬剤師などの資格があり、5年以上従事している場合は直接支援業務の経験が通算3年以
上に軽減されます。
▼まとめ
児童発達支援管理責任者は、すぐにでも取得できるような資格ではありません。
要件をしっかりと理解して、漏れなく対応して資格取得に向けて準備しましょう。